2024年も後半に差し掛かり、青年会の活動が一層活発になる中、2024年度第5回青年会理事会を開催しました。
理事会では、これまでの活動の進捗確認と今後の計画について話し合いが行われ、青年会の発展に向けた方針を共有しました。
あわせて、理事会後には、ビジネスや人生の指針となる書籍をテーマにした「読書会・シェア会」も実施し、参加者同士の学びを深める有意義な時間となりました。
理事会:活動進捗の確認と後半の取り組み方針
今回の理事会では、地域貢献活動や会員同士の交流促進を目的として進めている各プロジェクトの進行状況について報告が行われました。
現状の成果や課題を共有しながら、年度後半に向けてどのように取り組みを強化していくかについて意見交換を行い、より具体的な計画を策定しました。
また、地域社会への貢献度をさらに高めるための新たなアイデアも出され、
メンバー全員が共通の目標に向かって一丸となって取り組んでいく姿勢を再確認する機会となりました。
勉強会:ビジネス書の読書会・シェア会
理事会後に行われた「読書会・シェア会」では、3名のメンバーがそれぞれ選んだビジネス書を紹介し、
その要点や学びを共有しました。参加者は、自己成長や経営のヒントとなる多くの示唆を得ることができました。
紹介された書籍は以下のとおりです。
- 『高效能人士的7个习惯』(スティーブン・R・コヴィー) – 推薦者:付 強 付会長からは、「7つの習慣」が自己管理やリーダーシップの実践にどのように役立つかについて解説がありました。 各習慣が、効率的な働き方や信頼関係の構築にどのようにつながるのかが紹介され、 参加者は日々の仕事や生活に活かせる多くのヒントを得ました。
- 『京セラフィロソフィ』(稲盛和夫) – 推薦者:華 思林 華氏からは、京セラ創業者・稲盛和夫氏の経営哲学が紹介されました。 人としてどう生きるか、どのような価値観で企業経営に向き合うべきかといった、原理原則に根ざした考え方が共有され、 経営と人生の両面で深い学びを得られる内容として、参加メンバーの共感を集めました。
- 『エフェクチュエーション 起業家精神の理論と実践』 – 推薦者:張 旗超 張氏からは、不確実性の高い環境の中でもリスクを抑えつつ事業を前に進める「エフェクチュエーション理論」について紹介がありました。 起業家が持つべき思考法や、手元の資源を活かしながら柔軟にチャレンジしていく姿勢などが解説され、 参加者は新たな挑戦に踏み出す勇気と具体的なヒントを得ることができました。
今回の「読書会・シェア会」を通じて、青年会メンバーは、
それぞれの書籍から得た実践的な知識や考え方を共有し合い、互いの成長を促し合う貴重な時間を過ごしました。
第5回理事会は、活動計画の進展を確認するとともに、
個々の学びと知識の深化を図る場として、大きな意義を持つ機会となりました。
日本九州華僑華人青年会は、今後も学びと交流の機会を通じて、会員と地域社会の双方に価値を生み出す活動を続けてまいります。

