2024年の青年会活動がますます充実する中、2024年度第3回青年会理事会を開催しました。
理事会後には、民営企業の成長戦略に役立つ「株式設計」をテーマとした勉強会も行われました。
地域活動の進展状況を確認するとともに、今後の目標を共有し、会員一同さらなる貢献と発展に向けて一致団結する場となりました。
理事会:活動報告と次のステップの確認
今回の理事会では、地域貢献プロジェクトをはじめとする各活動の進捗状況について報告が行われ、
青年会の取り組みが地域社会にどのように役立っているかを振り返りながら、今後の目標や重点分野について意見交換を行いました。
より一層、地域に根ざした活動を展開していくために、
具体的な取り組みの方向性や強化すべきポイントが話し合われ、有意義な議論の時間となりました。
勉強会:「民営企業戦略株式設計」について
理事会後には、博商管理科学研究院の講師であり、戦略的株式設計の専門家でもある阮灵丹氏を講師にお迎えし、
「民営企業戦略株式設計」をテーマとした勉強会を実施しました。
講演は以下の4つのテーマに分かれて行われ、実務に直結する知識が提供されました。
- 民営企業の戦略的株式設計 企業が持続的な成長を実現するうえで、戦略的な株式設計がいかに重要であるかについて解説がありました。 株式構造を慎重に設計することで、経営基盤を強化し、長期的な発展を支えることができる点が示されました。
- 株式を活用した内部インセンティブ制度 社員のモチベーション向上や、組織目標の達成に向けたインセンティブ制度のあり方について説明が行われました。 特に、株式を活用した内部インセンティブが従業員エンゲージメントの向上に有効であること、 その具体的な導入方法や運用のポイントが紹介されました。
- パートナーシップの仕組み設計 経営陣と主要メンバーが責任と成果を分かち合いながら、共に成長していくためのパートナーシップの仕組みについて解説されました。 参加者は、企業の長期的発展を支えるうえで、パートナーシップの設計が非常に重要であることを再認識しました。
- 株式投資と資金調達 株式を通じた資金調達や投資に関する実践的な戦略について紹介がありました。 民営企業が株式を活用して成長のチャンスをつかむためのアプローチが示され、 青年会メンバーからは多くの質問が寄せられるなど、活発なやり取りが行われました。
今回の第3回理事会と勉強会を通じて、青年会メンバーは、
地域貢献活動の意義をあらためて確認するとともに、企業経営における株式設計と成長戦略に関する理解を深めることができました。
今後も、日本九州華僑華人青年会は、学びと交流の場づくりを通じて、会員企業の発展と地域社会への貢献を両立させる活動を続けてまいります。