2024年の青年会活動がますます勢いを増す中、2024年度第4回青年会理事会を開催しました。
理事会では、年度後半に向けた活動の進捗確認と目標の見直しが行われ、メンバー間で活発な議論が交わされました。
あわせて、理事会後にはブランディング戦略の第一人者を講師に迎えた勉強会も行われ、参加者にとって非常に有意義な時間となりました。
理事会:活動の進捗報告と後半の目標確認
今回の理事会では、これまでに実施してきた各種活動の報告が行われ、
地域社会に対してどのような貢献ができたか、またその過程で見えてきた課題について意見交換を行いました。
年度後半に向けては、地域貢献活動をさらに充実させるための具体的な方策が話し合われ、
目標達成に向けて、どの取り組みに力を入れていくかを整理・確認しました。
メンバー全員が共通の目標に向かって団結し、改めて一体感を高める機会となりました。
勉強会:「NO.1戦略」を基軸としたブランディング経営
理事会後には、株式会社グランドビジョン 副社長でありブランディング責任者を務める宮永秀樹氏を講師にお迎えし、
「NO.1戦略」を基軸としたブランディング経営に関する勉強会を開催しました。
宮永氏は、電通および電通九州にてクリエイティブ部長、コミュニケーションプランニング局長などを歴任され、
国内外の広告賞を多数受賞してこられた、クリエイティブとブランディングのエキスパートです。
講演では、主に以下の2つのテーマについてお話しいただきました。
1. 今こそ「NO.1戦略」に舵を切る、ブランディング経営
現在の市場環境の中で、企業が顧客から「NO.1」と認識される存在になるためには何が必要かについて、
戦略的なブランディングの考え方と具体的な手法が紹介されました。
自社の強みをどう定義し、どう見せるのか。
顧客にとって「この分野ならあの会社」と選ばれるためのポイントが示され、
青年会メンバーは、自社ブランドの構築・強化に向けた実践的なヒントを数多く得ることができました。
2. 差別化が難しい同質化時代を抜け出す NO.1戦略
続いて、競争が激しく、商品やサービスの差別化が難しくなっている「同質化時代」の中で、
どのようにポジショニングを行い、「NO.1」の地位を確立していくかについて解説が行われました。
具体的な事例を交えながら、
・どこで勝負するのか(市場の切り取り方)
・何で選ばれるのか(価値の打ち出し方)
といった実務に直結する視点が紹介され、
参加者からも多くの質問が寄せられるなど、非常に盛り上がりのある勉強会となりました。
今回の第4回理事会とブランディング勉強会を通じて、青年会メンバーは、
地域貢献活動の意義をあらためて確認するとともに、自社や自身のブランド価値を高めるための視点・戦略を学ぶことができました。
日本九州華僑華人青年会は、今後も学びと交流の機会を通じて、
会員企業の成長と地域社会への貢献の両立を目指し、活動を続けてまいります。